第36回福山王冠
見どころ
世代最強の座を賭けた最終決戦!
春の福山ダービー・秋の鞆の浦賞に続く、福山3歳3冠レースの最後を飾る「福山王冠」。春の福山ダービーと同じ1800mの距離で、世代最強の座を賭けた最終決戦が行われます。まだアラブ系の3歳が多かった2年前まで、このレースは「アラブ王冠」という名称で親しまれ、ローゼンホーマやミナミセンプウ、ユキノホマレやユノフォーティーンなど、アラブの英雄たちが歴代優勝馬に名を連ねています。
サラブレッドが主流となった昨年からは「福山王冠」に名称変更され、サラブレッドとして初めてその名を刻んだのはクラマテングでした。福山ダービーの覇者・サンディナナが先頭に立ち、鞆の浦賞を制したクラマテングがその直後に控える展開。向正面でクラマテングがサンディナナをかわして先頭に出ると、後は危なげなく最後の一冠を手にしました。敗れたとはいえ、サンディナナも第3コーナーで一度は他馬にかわされながら、これを振り払い後続に3馬身差を保っての2着確保で力を示しました
古馬となってからもクラマテングは今年4月の第42回福山桜花賞を制し、サンディナナはA1の特別を制するなど、活躍を続けています。今年のレースからも、3歳世代最後の王冠を手にし、今後の福山の第一線を盛り上げてゆくのは誰になるでしょうか。注目の一戦です。
競走要綱
施行場
福山競馬場(右回りダートコース)
開催日時
2009年12月20日(日)
競走距離
1,800m
出走条件
サラブレッド系 3歳
1着賞金
2,000,000円