2250mで争われる3歳3冠の長距離ﾚｰｽ
5月の福山ﾀﾞｰﾋﾞｰ､12月の福山王冠とならぶ福山の3歳3冠ﾚｰｽのひとつ｡他の2つのﾚｰｽは1800m戦ですが､この鞆の浦賞は3歳馬たちにとって初めてとなる2250mの長距離で争われます｡
福山ﾃﾞﾋﾞｭｰ組とﾀﾞｰﾋﾞｰに出走資格のなかった他場からの移籍組との力関係｡まだ経験したことのないこの距離で夏までの勢力図がどう変化するのかなど､非常に興味深いﾎﾟｲﾝﾄが満載の一戦です｡
一昨年までこのﾚｰｽは1800mの距離で行われていましたが､一昨年のﾚｰｽの結果はﾓﾓｶﾌﾟﾘﾝｾｽが圧倒的な支持に応えての優勝でした｡
ｱﾀﾏ差の辛勝でしたが､後方待機から一気の追い込みで､粘るﾌﾞﾗﾝｷｰﾆとの叩き合いに多くのﾌｧﾝが歓声を送りました｡
そして昨年､距離が2250mに延長されて始めてのﾚｰｽは､人気を分けたｸﾗﾏﾃﾝｸﾞとﾀﾞｰﾋﾞｰ馬ｻﾝﾃﾞｨﾅﾅの一騎打ちとなりました｡
逃げたｸﾗﾏﾃﾝｸﾞに､3番手に控えていたｻﾝﾃﾞｨﾅﾅが最後の直線で並びかける展開｡必死に追いすがるｻﾝﾃﾞｨﾅﾅを相手に､粘りに粘るｸﾗﾏﾃﾝｸﾞ｡激しいﾃﾞｯﾄﾞﾋｰﾄは､ｸﾗﾏﾃﾝｸﾞがｸﾋﾞ差しのいでの優勝となりました｡
第33回 鞆の浦賞 競走要綱
施行場
福山競馬場(右回りﾀﾞｰﾄｺｰｽ)
開催日時
2009年10月11日(日)
競走距離
2,250m
出走条件
ｻﾗ系 3歳
賞金
500,000円
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