おすすめ注目レース
■2024年4月29日
第6回 飛山濃水杯(SP2)4歳以上 ・オープンサラ系4歳以上 別定(笠松)
オグリキャップ記念の出走権を得るべく強豪が集結。中でも実績上位のオヌシナニモノに期待
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 竹中嘉康"

 今日のメインはシリーズメインとなる4歳以上オープンのSPII・第6回飛山濃水杯。5月23日に行われる地方全国交流のSPI・オグリキャップ記念のトライアルレースで1、2着馬には優先出走権が与えられるが、その権利をゲットすべく金沢からオヌシナニモノ、兵庫からタガノウィリアムバーニングペスカ、佐賀からはリーチアイリッシュセンスといった各地の実力馬が参戦。中でもオヌシナニモノは中央でオープンまで駒を進め、金沢移籍後も日本海スプリント勝ちなど、短距離路線の重賞で活躍した実力馬。3月からの新シーズン開幕後は連勝と好調な滑り出しでここへ向けてムードは最高潮だ。佐賀から参戦のリーチアイリッシュセンスもなかなかの実力馬。前走の直接対決・九州クラウンでは後者が先着しているが、着差は僅かに0秒1。前者は1月にゴールドスプリントを勝つなどここへ入っても通用する地力を備えている。兵庫バーニングペスカは中央では3勝クラスで頭を打ったが、兵庫へ移籍後はゴールド争覇で2着や前走では笠松の白銀争覇を勝ちと、他の遠征勢に比べて東海地区での実績があるのは心強い。これら強力な遠征勢を迎え撃つ東海公営勢も実力馬ぞろいだが、中でも注目は4走前にSPI・梅見月杯を勝ったメルトと、2走前の白銀争覇でバーニングペスカと時計差なしの2着だったゴールドレッグス。どちらも地力はここでも互角以上だし、笠松コースに実績があるのが強味。

◎(5)オヌシナニモノ 中央で4勝をマーク。オープンでは5着が最高だったが、金沢に転じてからは日本海スプリント勝ちなど、7勝を挙げている。今年はシーズン開幕から連勝中と7歳にしてなお成長中と思わせる勢いがあるし、先行力と確かな末脚を兼備した大崩れが少ないタイプ。初コースに戸惑わなければ好勝負必至だ。

○(2)リーチ 2歳レベルの高い門別でデビュー勝ち。続く2戦目で栄冠賞3着、川崎・鎌倉記念を勝つなど潜在能力の高さをアピール。その後、船橋、高知ではやや伸び悩んだが、再び門別に戻って2勝、昨年12月からは佐賀に移籍してゴールドスプリント勝ちを含む2勝をマーク。実績的にはここでも上位の地力を秘めている。

▲(1)アイリッシュセンス 中央時には2勝クラスで2着が最高だが、佐賀ではA級で3勝をマーク。最悪でも6着であり、勝ち馬から大きく離されたことがほとんどなく堅実に走っている。前走では九州クラウン2着と重賞クラスでやれる力があることも証明しているし、調子を上げての笠松遠征だけに目が離せない。

△(11)バーニングペスカ 中央3勝クラスでは2着が最高で、昨年3月に兵庫へ移籍。先述したように、ゴールド争覇で2着。前走では笠松の白銀争覇で重賞初制覇と東海地区重賞での好走が目立つ。3走前には中央交流重賞の兵庫ゴールドトロフィーで地元勢として最先着を果たすなど、短距離路線では抜群の安定感を誇っている。

×(10)メルト 4走前のSPI・梅見月杯を制したように、名古屋でもトップクラスの実力馬。ここ3走は中央交流重賞で大敗が続いているが、中間の動きを見る限り体調が落ちた様子はない。地方馬限定の重賞ならあっさり巻き返しても不思議はない。

×(9)ゴールドレッグス 中央2勝クラスから南関東へ移籍しB級で1勝を経て、1月から名古屋へ。転入後は一度も掲示板を外していないし、笠松1400mでは2走して2着、3着が1回ずつ。併せ馬で1秒2先着した直前の動きからも体調は前走以上で、各地の強敵相手でも侮れない。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 5→2 5→1 5→11 5→10 5→9 2→5 1→5
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