重賞レース直前情報
■2024年04月28日
第18回ばんえい十勝オッズパーク杯(帯広)

4月28日(日)にばんえい帯広競馬場にて、第18回ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上・20時00分発走予定)が行われます。昨季の収得賞金上位馬による選抜戦。3月のばんえい記念を制したメジロゴーリキが引退し、メムロボブサップ、アオノブラックが今季も二強として古馬戦線をけん引することになりそう。古馬重賞の勝利数ではアオノブラックが11勝でリードしておりこのレースも21、22年と2勝。同8勝のメムロボブサップは2度の2着が最高だけに、今年こそはの意気込みでしょう。

------------------------------
   過去の傾向
------------------------------
過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は2勝、2着2回、2番人気は1勝、2、3着各2回でともに堅実。3着内馬15頭中14頭は4番人気以内で、1番人気が馬券圏外だった23年のみ5番人気が2着。4月のスプリングカップの1から4着馬が3着以内に計11頭入っており、同5着以下から馬券に絡んだ3頭は3月のばんえい記念で2から3着だった。なお前走がスプリングカップ以外だった馬の3着以内は23年1着インビクタのみとなっている。ばんえい記念から体重増だった馬は11頭いるが、2頭しか馬券に絡んでいないのは面白いデータといえる。

------------------------------
   出走馬短評
------------------------------
オーシャンウイナー 世代限定重賞4勝の6歳馬で、古馬重賞は2戦して相手が楽だったドリームエイジカップの4着が最高。6着だったスプリングカップからも経験不足の感がある。

メムロボブサップ 重賞16勝(うち古馬重賞8勝)、ばんえい記念2、1、2着の現役ナンバーワンホースで、今季初戦のスプリングカップは2着アオノブラック以下をちぎって快勝。ただこのレースでは過去2、2、8着と勝ち星から見放されている。

ツガルノヒロイモノ 世代限定重賞7勝キングフェスタと同世代ということもあり無冠だが、通算24勝は同馬の20勝を上回っている。昨秋にオープン-1組を勝利し力をつけているが、5歳シーズン初戦のスプリングカップが9着では狙いにくい。

インビクタ 昨季4勝のうち3勝をシーズン序盤に挙げており、このレースも逃げ切って勝利。スプリングカップは2着争いに加わっての4着で、ひと押しで馬券圏内が狙える。

アオノブラック 21、22年のこのレースを含む重賞14勝(うち古馬重賞11勝)の強豪。スプリングカップはメムロボブサップに突き放され、昨年と同じ2着でも、障害をひと腰で越えた今年のほうが好内容だった。

クリスタルコルド 体重1100キロ超の大型馬で、3月のポプラ賞では同世代ナンバーワンのキングフェスタを寄せつけず勝利と充実。ただこのレースが開幕2開催目の実施となった12年以降、シーズン初戦で臨んでの3着以内はない。

コウテイ 重賞未勝利ながら、1月の帯広記念で3着に逃げ粘り、ばんえい記念には2年連続で挑戦。今季初戦は格下相手だったが1着で、ここも逃げて有力馬のペースを乱せばワンチャンスが見込める。

コマサンエース 昨季はばんえい記念を含む負担重量790キロ以上の重賞で3着3回と成長を印象づけた。スプリングカップは7着に敗れたが、好調な渡来心路騎手が騎乗機会が少ない金田勇厩舎の馬に乗ってきたのは見逃せない。

そのほか、ゴールドハンターが出走する。

------------------------------
 レースの狙い
------------------------------
メムロボブサップは今季初戦の前走が圧巻。当時から負担重量が40キロずつ増えてのほぼ再戦だけに、今年こそ勝利をつかむ。もちろんアオノブラックの3勝目も十分。どちらかが崩れれば、昨年の勝ち馬インビクタや、充実クリスタルコルド、障害巧者コウテイにも出番がありそう。昨季のばんえい記念3着コマサンエースまで押さえておく。


ばんえい十勝オッズパーク杯(BG2)4歳以上選抜別定の出走表はこちら

赤見千尋の予想にのる

齊藤修の予想にのる
 
 初心者にオススメ!AI予想
[9]ページ先頭へ
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。