重賞レース直前情報
■2024年05月06日
第24回名古屋グランプリJpnII(名古屋)

5月6日(振・月)に名古屋競馬場で、第24回名古屋グランプリJpnII(4歳以上・2100メートル・16時55分発走予定)が行われます。JRAからはエクセスリターン、レッドファーロ、ディクテオン、ノットゥルノ、キリンジが出走。地方他地区からはヒロイックテイル(高知)ら3頭が遠征し、地元東海勢はブリーザフレスカ(名古屋)ら4頭が迎え撃ちます。今年から時期変更となった一戦。12頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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名古屋競馬場の移転に伴い、22年から新コースとなり、距離は2100メートルに短縮。さらに24年からは施行時期が12月上旬から5月上旬となり、4歳以上による一戦となる。過去のデータはほとんど参考にならないが、JRA馬が中心になることは間違いない。従来は浦和記念JpnII組が強かったことを考えると、ダイオライト記念JpnIIや川崎記念JpnIといった距離2000メートル以上のJpnIやJpnIIで好走実績がある馬が有力だろう。JRAのレースでは東京ダート2100メートルのオープン特別実績馬が侮れないとみる。

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JRA所属馬短評
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エクセスリターンは3走前に2勝クラスを勝ち上がり、その後はオークランドサラブレッドレーシングトロフィー3着、観月橋ステークス1着とわずか2戦で3勝クラスを突破した。その前走はラスト3ハロンが13秒0-12秒5-12秒5という前残りの展開のなか、最後方から進むも、4コーナーでうまく立ち回って直線に入り、末脚を伸ばして差し切った。ラップ上は強い競馬にも見えるが、実際はかなりうまく乗られた印象だ。スタートがもっさりしているタイプでもあり、コース替わりかつ、昇級戦の重賞でいきなり通用するかどうか。

レッドファーロは4走前のスレイプニルステークスでダノンラスターの3着に入り、一応このクラスで戦えるメドは立てた。その後は結果が出ていないが、前走ブリリアントステークスは休み明けで6着。前が止まらない展開のなか、この馬なりにいい脚は使っていた。名古屋2100メートルへの対応は未知だが、状態は悪くないとみたい。

ディクテオンは昨年末に浦和記念JpnII、名古屋グランプリJpnIIとダートグレードを連勝。ダイオライト記念JpnIIは勝ち馬と差がある4着だったが、前走川崎記念JpnIは勝ち馬と0秒2差の4着。直線外からじわじわと脚を伸ばして、詰め寄ってみせた。3走前に勝っている条件を斤量57キロで出走できるのは好材料。今回は勝ち負けが期待できそう。

ノットゥルノは2走前に佐賀記念JpnIIIを斤量59キロで勝利。大井2000メートル以外のコースでも力を出せるようになり、今の勢いならばと前走川崎記念JpnIも期待されたが6着に敗れた。やはり左回りはまだひと息かもしれない。右回りのここで見直したい。

キリンジは2走前の佐賀記念JpnIIIで2着。勝ち馬ノットゥルノには離されたが、昨年のジャパンダートダービーJpnI・2着以来の馬券絡みとなり、古馬の重賞でもやれるメドが立った。前走マーチステークスGIII(11着)はJRAのレースなので度外視。今回はもう少しいい競馬ができるだろう。

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地方所属馬短評
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ヒロイックテイル(高知)はJRAオープンからの地方転入初戦が当レース。兄姉にミラクルレジェンドやローマンレジェンドがいる血統馬だが、2年以上掲示板内進出もないのでは狙いにくい。その他もJRA勢に太刀打ちするには厳しいメンバー構成だ。

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予想のポイント
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中心はディクテオン。今回もJpnIIであっても、2走前のダイオライト記念JpnIIのときのように、JRAの重賞でも勝ち負けができるセラフィックコールやハギノアレグリアスのような存在がいないのが大きい。最大のライバルはノットゥルノだが、コース実績がある点を素直に評価したい。キリンジ、レッドファーロまで十分チャンスがありそう。


名古屋グランプリ(Jpn2)オープン の出走表はこちら

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